日本が食料輸入大国になった理由4

だが今後は海外から食料を大量に安く調達することは困難になることはご存知の通りです。
特に基礎食料である穀物の価格は上昇していますしこれまでの安価なレベルには下がらないからです.

特に21世紀に入ってからは世界的な穀物不足です。
それと穀物の国際市場は価格変動が激しい商品なのです。

その要因は以下が考えられます。

1.穀物全体の生産量に対して貿易量(輸出量)10%から12%程度に限られていることにあります。
 理由は基礎食料の穀物は国内での消費が優先され余った分が輸出だからです。
2.輸出国がアメリカ・カナダ・オーストラリア・ブラジル・アルゼンチンといった特定の国に限定されていることだ。
3.輸入国は日本・中国・韓国・台湾・メキシコといった国に偏っていることだ。
4.異常気象の頻発。
5.世界人口の増加。
6.中国などの新興国における食生活のレベルアップ。
7.バイオエタノールの生産増によるトウモロコシ不足。
8.世界的な食料増産の限界説。
9.深刻化する水不足。

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